イギリスの風
香港人のテレビっ子・チーたろうと、ちびすけとともに、のんびりイギリスで暮らしているへんじゃの日記です。


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へんじゃ

Author:へんじゃ
★ブログに時々登場する「チーママ」は義母、「チーパパ」は義父、「チー妹」は、チーたろうの妹のことです。

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2010.09.17  子連れで再会&Debriefing <<21:12


チーたろうの育休が終わりました。育休中はシェフとして料理担当だったチーたろうがいなくなったので、家事に育児に忙しくなりました。でも考えてみると、2ヶ月近くも誰かが家事や料理を手伝ってくれていたわけで、すごく恵まれていたなぁと思います。逆にお産前日に到着した私の両親は、時差ぼけやらあったのにこき使われて大変だったと思いますが! 

さて、先週は産前クラスの女の子たちとその赤ちゃんたちと、お茶をしてきました。この間会ったときは妊婦だったみんなが、ママになっているのは不思議な感じで、おしゃべりしてるとみんなの赤ちゃんがあっちでもこっちでも泣き出すのがなんだかおもしろかったです。

この日はふたごママも、きゃしゃな体で大きな二人乗りベビーカーを押してやってきました。ほとんどのメンバーが母乳か混合栄養なんですが、ふたごママは母乳オンリーでがんばっているそう。ソファーで双子ちゃんを両脇に抱えておっぱいをあげている彼女は、以前産前クラスの母乳育児についてのクラスで、ふたご育児が不安で泣いていたのがうそみたいに頼もしいママっぷりでした。2人1度におっぱいをあげているそうですが、一度の授乳にかかる時間がたった10分! 普通の人の2~3分の1の時間です。助産師さんには、「授乳時間が短すぎる! 母乳が足りていないわ!! もっとあげなさい!!」と言われたそうですが、すくすく育っているし、問題ないとのこと。双子の世話でほんとうに大変そうだけど、母乳は普通の人の半分の時間だなんてうまくできているなぁと思いました。

みんなの話を聞いていると、面白い体験談がいっぱい出てきました。私もお産は大変でいろいろあったけれど、みんなも大変だったみたいです。結局8組の仲間のうち、ほんとの意味の自然分娩は1組だけ、後は帝王切開4組、誘発分娩経験も4組。みんなで、「帝王切開については勉強したけど、誘発分娩についてはまったく何も勉強しなかったよね」って話になりました。

この日来ていたメンバーで私と同じ誘発分娩だったのは、ふたごママ。私は誘発で結構大変な思いをしたのでふたごママにも話を聞いたのですが、やっぱり彼女も大変な思いをしていました。彼女は私よりながく3日かかったそうですが、私と同じですごい陣痛が来はじめても誰も見に来てくれず(これも私と同じ)、看護婦さんや助産師さんに大騒ぎしてアピールしてやっと分娩室をゲットしたのだそう。でも、やっと入れてもらえた分娩室は、前の人のお産が終わったばかりで床まで血だらけ、でももうそんなことを気にしている暇はなかったのでそのままその部屋を使ったそうです・・・!

・・・とその話を聞いて、わたしだけでなく、みんなお産で大変な思いをしたのだなぁとつくづく思いました。日本人が聞いたらびっくりするような体験が多いのですが、みんな笑い飛ばして終わり。無料だから仕方ないと言えばそうだけれど、私はいろいろ疑問や納得がいかなかったところがあるので、「Debriefing」というものを頼んでいます。どうしてそういう対応や処置をされたのか、病院側に説明してもらう機会がそのDebriefingです。(たぶん。)そこまでしなくてもいいとも思ったのだけれど、産後にうちに検診に来てくれた助産師さんたちに、「あなたのためにも、これからお産をするみんなのためにもなるから」と口々に勧められたということは、私のお産はどこかおかしかったのかなと思って、Debriefingをお願いしてあります。(確かに対応がへんだったらしい) 産前クラスのみんなはそう話すとびっくりしてました。イギリスの人たちは劣悪サービスになれているので、笑い飛ばしているけれど、いやな思いやつらい思いをしたら、がんがんDebriefingをしたほうがいいと思います。イギリスの医療サービス向上のためにも!! また、このプロセスのことは、そのときが来たらまたブログにでもアップしようと思っています。今、巡回に来てくれていろいろお世話になった助産師さんが、手続きを進めてくれているようです。

産前クラスのみんなとは,話しているうちにあっという間に時間が過ぎました。・・・私は英語が下手なので、ほとんど聞き役ですが。言いたいことの半分も言えないし、もっと英語を練習しないと。でも、産後疲れと寝不足でうまくしゃべれなかった(日本語も!)のが、のんびりしたおかげですっかりよくなりました。

ちびすけも、元気いっぱいです。指しゃぶりならぬ、げんこつしゃぶりを始め、ボクサーのようなポーズをよくしていたのが、両手をつきだし、足をバタバタとさせて自転車こぎポーズになりました。飽きもせず、機嫌のいいときはニコニコとこのポーズでこぎこぎしながら、「ギャーオ」とか、「ファー」と叫んでいます。


・・・朝6時ごろから。


すっかり朝方生活になった我が家です。


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No.347 / お産話 / Comment*2 / TB*0 // PageTop▲

2010.10.17  Breast is best? ・・・異常発覚 <<20:23


妊娠中、ブログに母乳育児について書いたことがありましたが、その後の結果を書いてみようと思います。これが終わったらやっと、産後の書きたかった話が終わります。いろいろ書きたいことがあったのですが、なかなか書く時間がなくて、そのうちだんだん面倒になってきたので、簡単に・・・ でも長くなってしまうかも?

産前クラスで、

母乳育児は誰にでもできる! 
病気でもできる!
母乳は尽きることがない! 
赤ちゃんに一番いい飲み物だ! 

と、いいことばかりを刷り込まれていた私、そんなら母乳育児がいいのだろう、いろんなもの準備しなくてもいいし・・・

と、産後母乳育児をスタートしました。
が、生後6日で暗礁に乗り上げます。 

母乳育児の場合、体重が10%ほどへることもあるそうですが、うちの場合、ちびすけの体重が17%まで落ちてしまい、産後6日目には体重ロスと脱水症状、プラス黄疸で入院することになったのです。ボトルと違っておっぱいだと飲んでいる量がわからないし、疲れと睡眠不足もあって、あまり頭が回っていなかったせいか、やせてきたなとか、おしっこが少しピンク色になったりするのはどうしてかなとか(→生まれたばかりの赤ちゃんには良くあることと言われた)、飲む量とおしっこの量がすくないとは思っていたけれど、生まれたときからずっとめちゃくちゃ元気だったし、本格的に母乳が出るようになってから胸が張りっぱなしで空になることがなかったので、まさかちびすけが母乳不足になるとは思ってもいませんでした。

原因探しよりもちびすけが元気になることを考えるように言われてどうしてそんなに体重が減ったのかについては何も言われませんでしたが、黄疸になると、赤ちゃんは眠くて起きられなくなるので、その結果ミルクを飲む回数が少なかったのかもしれません。また、ミルク不足だと黄疸になることが多いそうで、ミルクが少なかったから黄疸になったのかもしれません。また黄疸の治療にはたくさんミルクを飲むことも必要なんだそうです。寝てばかりであまりミルクを飲まなくて黄疸になったのか、その逆で、黄疸だからミルクを飲まなかったのか、それとも私の母乳が少なくて黄疸が出たのか、そのあたりはわかりません。あと、母乳で育った赤ちゃんは黄疸になりやすいのだそうです。

考えてみると、産前クラスでは母乳育児のいいことばかりを並べ立てられていて、マイナスな部分はほとんど聞きませんでした。もう少し、きちんと飲めているかおしっこの量に気をつけることなど、注意点も教えてもらえてたらこんなことにならなかっただろうなぁと思います。


ちびすけの黄疸と体重減は、その後の紫外線照射の治療と2時間半おきの母乳+粉ミルクでの体重増加作戦でよくなりましたが、母乳でがんばっていたためにちびすけが大変なことになってしまったとわかってからは、私の母乳育児への意気込みがしゅわしゅわと消えていきます。さらに、隣のお部屋のインド人の親子(5ヶ月の赤ちゃん)も、母乳で育てていたら脱水症状になってしまって入院していたそう。そんなこともあって、ボトルと違って飲む量が見えないから、母乳育児は実は危険なのではないかという考えが浮かんできました。


続く・・・

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No.362 / お産話 / Comment*0 / TB*0 // PageTop▲

2010.10.17  Breast is best?  母乳育児のその後 <<20:26



前回の続きですが、母乳育児に疑問を感じ始めたこと、そしてちびすけがあまりうまくおっぱいを飲めないのでおっぱいから飲ませるのは大変だということで、結局ほとんど粉ミルクに頼るようになりました。泣きわめくちびすけをなだめて、胸に当て、うまく飲めなくてまた泣き叫び始めるちびすけをなだめてうまく飲めるように誘導しながら、うまくおっぱいを口に含む瞬間を待つのは、結構大変だったのです!さらに、うまくおっぱいにくっついた後も、飲む力が弱かったり、途中で寝てしまったりで(黄疸のせい?)、眠ったちびすけを起こして最低三十分の授乳はかなーり大変でした。

さらに、30分で終わればいいのですが、おなかがすいていてうまく飲めなかったり、私が疲れていて母乳の出が悪かったりすると、1時間以上ちびすけがおっぱいにくっついたりしていることがあります! 寝不足と疲れで、そんなにがんばれなかった私はもう母乳はあきらめて、粉ミルクで行こうと心に決めたのですが、入院2日目の夜10時、寝ようと思ってベッドに入ったところに、体重激減を発見してくれた助産師さんが、同僚と一緒に「おっぱいから飲めないなら・・・はって大変でしょう!」と病院のどでかい電動搾乳機持参でお見舞いに来てくれました。(自分で手動の搾乳機を持参していたことや、でかくて不自由だということもあり使いませんでしたが) 母乳をやめてボトルにしようと思っている、と話す私の話を静かに聴いてくれた助産師さんですが、私にとって衝撃的な一言を残して帰っていきました。

「母乳をやめようと思っているのだけれど、どんな風にやめたらいいでしょう?」
と聞いたのですが、
「そうね・・・やめると、胸が張って数日間痛いと思うけれど、我慢すればなおるわ」
という返事が返ってきたのです。

今もうすでにパンパンで痛いのに、やめたらますます痛くなるかもしれない、そう思ったら、それはこまる、これ以上大変なのは嫌だ! 

と、そんな単純な理由で結局私の母乳育児は細々と続くことになりました。

で、その翌日は、病院の母乳育児のエキスパート、アリソンさんが病室にやってきます。
ほんと、母乳育児をしているママたちのほとんどが彼女の名前を知っているくらい、私の地区では有名なカリスマ・エキスパートです。そんな彼女の前で「母乳育児は自信ないからあきらめようかと思っている」という私の話を静かに聴きながらこんなことを言い残していきました。

「母乳は誰でも出ます。」
「尽きることも枯れることもありません。」
「産後の疲れた体でも大丈夫、だってあなたの体はもうずいぶん戻ってきているじゃない!」
「授乳に時間がかかるのは誰でもそう、一時間くらい当たり前よ」
「小さなおっぱいでもたくさん母乳は出るものなのよ!」

そして、最後に、

「私は金曜日、××の『Breast feefing café』に行く予定だから、もしまだがんばる気があるなら、そこにいらっしゃい。」

と言い残して去っていきました。

この「Breast feeding café」とはなにかというと、イギリス全国にあるかはわかりませんが、私の地区には「Breast feeding café」とか、「Breast feeding drop in」という母乳育児支援の週一の集まり(?)が月曜日はこっち、火曜日はこっち、とほぼ毎日あります。お茶を飲みながら赤ちゃんにおっぱいをあげる集まりで、「Peer adviser」だったかな、そんな名前の母乳育児指導のトレーニングを受けたボランティアがそこにいて、悩みを聞いてくれたり、指導してくれる集まりのようです。

で、そこでまたアリソンさんと再会、ボランティアさん2人がかりで指導してくれました。結局カフェには2週間通いました。黄疸で眠くておっぱいがうまく飲めないちびすけを起こす技や(それでも起きなかったのでちびすけは服を脱がされオムツ一枚に・・・)、パンパンにはった胸をなんとかする方法とか、飲むのが遅い(ボトルからはすごい速さで飲むのに!)ちびすけの飲むのをスピードアップする技とか、そんなことを教えてもらって、やっと、ようやくなんとか母乳育児が少しずつ軌道に乗るようになったのです!

と、一時は母乳育児をあきらめていた私ですが、そんなこんなでいろんな人に助けてもらって痛いのは嫌だしもう少しだけがんばってみようかと思ったおかげで、なんとか軌道に乗るようになりました。1ヵ月半くらいかかりました。でもね、私だけではなくて、みんなこれくらいが普通みたいです。
もっとも、私のようにほとんどボトルに頼っていたのが、100パーセント母乳に戻る例は珍しいようですが!

うまく吸い付けなかったちびすけも、今では一発でばっちりくっついてくれます。一時間以上かかったことのあり、長くてつらかった授乳も(新聞や本を片手にがんばっていました・・・でも、こないだ8時間連続授乳経験者に出会ってびっくり! みんな苦労しているようです!)、20分前後と短く楽チンになりました!

・・・と一応ハッピーエンドなのですが、母乳育児について後一つ、書きたいことがあるのでつきあってくださいませ。(続く)


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2010.10.17  Breast is best? 母乳育児は大変か?? <<20:31


母乳育児は簡単だ・・・という人がいたら、それはきっと幸せな人だと思います。
でも、大変かというと、始めは大変だけれど、一度軌道に乗ったら粉ミルクよりずっと簡単かなと思います。ボトルを洗ったり、消毒したり、粉ミルクを買いに行ったり持ち歩いたりしなくてもいいし。

でも、消化に時間と体力のかかる粉ミルクと違って腹持ちが悪く、ちびすけの胃の大きさが小さい最初のうちは、1-2時間おきに授乳しなくてはならないのでほんとうに大変でした! 最初だけではなくて、2週目、3週目、6週目、12週目(そして6ヶ月目にも来るらしい)に来るGrowth spurts (日本語で何と言うのでしょう? 急成長期?)にも、また1-2時間おきの授乳が来ました! 母乳が足りないのではと、この時期に粉ミルクを足す人が多いそうですが、足さずにがんばるのはほんとうに大変だと思います。(母乳がたくさん出てGrowth Spurtsに気づかない人もいるそうですが)前回に書いた、8時間連続授乳の経験者もこのGrowth Spurtsのせいでしょうね! 授乳しながら、「トイレに行きたいなぁ・・・」とか、「水飲みたい・・・」とか思いながらがんばっているうちに日が暮れたそうです。でもこの苦しいGrowth Spurts(1-2日で終了)を乗り切ると、たっぷり出るようになります。私はチーたろうや両親・義父母がいたりしたので乗り越えられた(とはいっても始めの一ヶ月はボトルに頼っていた)けど、家事をしながらだったり、他に子どもがいたりしたら、他のこのお世話をしながらの母乳育児は大変だろうなぁと思います! 

また、ちびすけのように、うまく飲めない/母乳不足 になってしまう赤ちゃんもいるので、しっかり気をつけなくてはだめだし(オムツの数で、足りているかどうかはチェックできるそう。新生児は1日6枚以上だったら足りてるみたい?)、私の友人は、ほんとうに、ほんとうにエンドレスの授乳、30分~1時間おきの授乳が続くので苦労していました。結局、赤ちゃんの舌が短くてうまく飲めなかったみたいで、その後手術して少し改善されたみたいですが、まだたいへんそうです。

それから、母乳育児だとお母さんしかあげられないというのも大変でした。(搾乳して他の人にボトルで飲ませてもらうという手もあるけれど!)他の人に任せて寝ていられるので、時々は粉ミルクで楽するのもいいかもしれません。周りの人が幸せそうにボトルでちびすけにミルクをあげているのを見るのもなかなかいいものでした。母乳だと、それができないので、お父さんの中には「おれにできることがなにもない」なんて思ってしまう人もいるかもしれないなと思います。 

あと、先に書いたように母乳育児だと授乳間隔がせまいので、お母さんがいつも赤ちゃんにおっぱいをあげていて、他のことが何もできなくなってしまうことがあります。他に子どもがいたらやきもちを焼いたりして大変かもしれないし、家事もできなくなると思うし、家族の理解が必要だなぁと思いました。

そんなわけで、母乳で行くか粉ミルクにするかは、向き不向きや家族の意向によるのかなと思います。


いろいろ大変だった母乳育児だけれど、私の場合、軌道に乗った今は・・・かなり楽です! 今はおっぱいも3-4時間に1回あげればいいだけで、授乳の時間もぐっと短くなったし、ボトルであげるよりちびすけのげっぷの量もミルクがこぼれる量も少ないので、洗濯物の量が少なくて済みます。ちびすけがなかなか寝ないときやぐずったときはさっとおっぱいをあげると寝てしまったりおとなしくなったりするのでほんとうに楽なので、おっぱいがつかえないチーたろうにちびすけを預けるときは、チーたろうがかわいそうに思えるほど。一生懸命抱っこしたり、スリングに入れたりして寝かしつけたり、お腹がすいて泣きわめくちびすけをなだめながら粉ミルクを準備したというチーたろうの話を聞いていると、やっぱり母乳のほうが後からぐっと楽になるんだなぁと心から思います。





No.364 / お産話 / Comment*0 / TB*0 // PageTop▲

2010.11.16  忘れられない話 <<22:11


どんどん大きくなるちびすけのために買い物をしているとき、いつもふと思い出す写真があります。ずいぶん前に、サンデータイムズ(タイムズという新聞の日曜版)に、「スペクトラム」という報道写真のコーナーがあるんですが、半年以上前にそこに載っていた写真です。

お腹の赤ちゃんが障害を持っていることがわかり、この世に生まれてきても、すぐに死んでしまうと知って、その赤ちゃんを産もうと決心したカップルの写真。


赤ちゃんのためのショッピングをしている写真がありました。




でも、








2人が選んでいるのは、赤ちゃんのための棺桶。



赤ちゃんが生まれた後の写真がありました。





赤ちゃんの生まれて初めてのお風呂の写真。



そして、それが赤ちゃんの最初で最後のお風呂でした。




生まれた赤ちゃんは、一週間後に息を引き取ったのだそうです。


赤ちゃんの顔は写真には写っていなかったし、両親の姿も後姿が写っているだけ。



数枚の写真と、それぞれ一行ほどの説明が載っているだけの記事でしたが、とても強烈で、忘れられない写真です。




そして先々週の新聞には、イギリスのAnn summersというランジェリーショップの社長、ジャクリーンの双子の赤ちゃんの話が載っていて、その記事のことも忘れられません。



49歳のジャクリーン、不妊治療で男の子と女の子の双子の赤ちゃんを授かったものの、男の赤ちゃんは重度の障害を持っていることがわかりました。男の子は生まれたとしてもお腹の外の世界では生きられないのですぐ死んでしまうこと、男の子のほうだけおろすこともできるけれど、女の子を流産する危険があることを聞き、ジャクリーンは、男の子は生きられなくても、女の赤ちゃんに危険が及ぶならこのまま2人とも生むほうがいい、と決心したのだそう。



でも、生まれた男の子は、生きのびました。生まれてすぐに死んでしまうと聞いていたのが、哺乳瓶からミルクを飲むことも、自分で呼吸をすることもできたのです。生まれても死んでしまうと聞いていた赤ちゃんが生きている・・・! でも、赤ちゃんは重度の障害のために、常にひどい痛みに苦しんでいたそう。


「赤ちゃんが生き延びて、毎日ひどい苦しみの中で拷問のような毎日を送らなければいけないと知っていたらおろしていたのに、ごめんね」

と、痛みに苦しむ赤ちゃんを見て、ジャクリーンはそう思ったのだそうです。


元記事は見つからなかったけれど、彼女の話はここにも載っています。

Mail online
より。

それが何であれ「選べる」ということで、迷いや悩みが増えるような気がするけれど、その選択が命にかかわることだったら、ほんとうに、すごくつらい決断だなぁと思います。生まれるまでどんな子が生まれてくるかわからない昔だったら、悩まなくてもいいことだったのに、とも思います。

ジャクリーンの双子のうち、元気に生まれた女の子、スカーレットちゃんは、1歳になったそうです。でも、障害を持って生まれたの子、アルフィー君はもういません。アルフィー君も大切な家族。スカーレットちゃんの誕生日は、アルフィー君のお墓でお祝いしたのだそうです。


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No.376 / お産話 / Comment*0 / TB*0 // PageTop▲

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