イギリスの風
香港人のテレビっ子・チーたろうと、ちびすけとともに、のんびりイギリスで暮らしているへんじゃの日記です。


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2009.08.10  Imperial War Museum へ <<20:13


イギリスにいたら忘れてしまう原爆投下の日。
日本では今年も戦争関連のニュースや番組が流れていたのでしょうね。

わたしも、偶然ですが8月9日、確か長崎に原爆が落とされた日に、ロンドンにある Imperial war museum (以下IWM)に行って来ました。

IMGP3232.jpg

直訳すると「帝国戦争博物館」でしょうか??? アジアの観光客には人気がないようなのですが、アメリカやヨーロッパ人の間ではとても有名な博物館だそうです。(ある意味大英博物館より分かりやすくて人気があるかも?)たいした展示はないだろうと思ってずっと、ちーたろうの「行きたい」攻撃をかわしていたのですが、ネットで調べてみるとかなり評判がよかったのと、「一日ではとても全部を見ることはできない」というコメントで、どんなものか見てみるのもいいかなと思い、今回行ってきました。

考えてみると、日本語教師として、イギリスで有名なこの博物館のことを知らずに学生たちに広島の原爆ドームについてすすめたり紹介したりするのは、何かおかしいような気もしたし、ついこの間、第一次世界大戦を経験した兵士の最後の一人が亡くなったり、また中東に派遣された兵士たちの棺が次々に帰国して国葬されていたりと、なんとなく戦争ニュースが続いていたことも動機のひとつです。イギリス人が戦争についてどんな風に教えられているかを知るのも、イギリス人の頭の中を知るいいきっかけにもなるかなとも思ったり。

それでIWM。

思ったより大きかったです。
じっくり見たら、とてもとても一日では足りません。
イギリスでは、学校の歴史の勉強のほとんどは、「大英帝国の栄光の歴史」だと聞いていたし、博物館の名前からして、その輝かしい栄光の歴史が展示されているのかと思ったら結構中立的で、戦争全般のことについて冷静に展示されていて意外でした。武器や戦闘機の展示が多いのかと思ったらこちらもそういうわけではなく、世界中の帝国主義時代からの戦争についての歴史、史料などがぎっしりと詰め込まれていました。

で、内容。見ていて驚いたのが、第二次大戦下のイギリスと、日本、よく似ているところがたくさんあるということ。空襲のたびにシェルターへ駆け込んだり、空爆で街がめちゃくちゃになったり、日本ほどではないといえ、食料難で、配給制度があったり、空き地はすべて畑になったり、灯火管制なのか、光が漏れないようなものを窓につけたり・・・。アメリカと違って、イギリスの人たちが経験したことは、日本に近かったのじゃないかと思いました。

そして、第二次世界大戦といえば、中国の博物館では日本軍の虐殺、日本では原爆の展示が浮かぶと思いますが、ヨーロッパの戦争の悲劇のひとつといったらホロコースト。たくさんの展示がありました。オランダのアンネの隠れ家の展示もよかったですが、こちらも、ホロコースト全体の話が分かって、とてもよかったです。

行ったのがちょうど原爆投下の日だから、何かその展示があるかなと思いましたが、常設展の中にちょっと紹介があるだけでした。日本軍の中国での虐殺についても紹介があるかと思ったのですが、私が見た中になかっただけかもしれませんが、その虐殺についての展示も見かけませんでした。(だから中国人観光客には人気がないのでしょうか??) 

日本軍の欧米兵捕虜への虐待についてもさらりと展示してあって、もっと激しく展示されているのかと思っていたので(この虐待はイギリスではとても有名)これも意外でした。(・・・中国や日本の過激な展示に慣れているからそうなのかも???) でも、ホロコーストの展示は、すごかったです。広島みたいなおどろおどろしい展示も、中国のような誇張も何もないけれど、淡々と並べられた史実が、その悲惨さを物語っていました。

「一度拷問を受けたものは、一生その地獄から逃れられない。」

ホロコーストを生き延びた人のこの言葉がすごく印象に残りました。

その人の言葉はその後にこう続きます。

「でも私はまだ幸せ。ホロコーストのその後の世界を見られたのだから。そして今の主人に出会えたのだから。そしてこうして多くの人たちにホロコーストのことを語ることができるのだから。」


結局博物館では、4時間ほど過ごしました。全部見られなかったけれど(第二次大戦から先は疲れたのでまったく見なかった)、ヨーロッパの歴史に弱い日本人の私にとっては弱、ヨーロッパでの第一次、第二次戦争のことも勉強できたし行ってよかったと思いました。そうそう、この日の勉強のひとつ、8月15日は、イギリスではVJ Dayと呼ばれているそうです。V=Victory、J=Japanです。

IWM、日本語や中国語での解説はついてなかったような気がしますが(だからアジアの観光客には人気がないのかな)、無料だし、時間とチャンスがあったら言ってみるのも悪くはないと思います。



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