イギリスの風
香港人のテレビっ子・チーたろうと、ちびすけとともに、のんびりイギリスで暮らしているへんじゃの日記です。


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へんじゃ

Author:へんじゃ
★ブログに時々登場する「チーママ」は義母、「チーパパ」は義父、「チー妹」は、チーたろうの妹のことです。

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2008.11.30  その後 <<06:38


日に日に足の調子がよくなってきています。両足で踏ん張って立てるようになりました。
ただ、まだ普通には歩けないので、きっと周りの人にはとても目障りだろうなと思って少し申し訳ないのですが、変な歩き方をしています。

実は松葉杖なしでも歩けるんですが、松葉杖をつかないと歩くのに時間がかかるし(実は松葉杖だと、普通に歩くより早く移動できます!!)、松葉杖なしで道を歩くと「足をくじいたのか」とか、「大丈夫?」とか、「病院行く?」と声をかけられて面倒だし、夜帰るときむくんで歩きづらくなることがあるので、一応松葉杖をついて通っています。ただ、松葉杖だと両手に体重がかかるので、またこれも疲れます。手のひらが筋肉痛になったのは生まれて初めてです。でも職場につくころには汗だくで、帰りも駅につくころには服がべちゃべちゃで気持ち悪いです。

地下鉄通勤も不便です。エレベーターがあったとしてもたいてい駅のホームの端っこだし、ラッシュの時間は日本ほどではないけれど一応込むのでもし後ろの人がぶつかってきたらとおもうとかなり不安になります。松葉杖を持っていれば席を譲ってもらえるかと思ったら、現実はそう甘くはなくて、ほとんどの人は見て見ぬふり。席を譲ってくれるのは大きなバックパックを背負った旅行者だったり老人だったり。イギリス人はもっと積極的に席を譲ってくれるものかと思っていたので、これは意外でした。なんと、手すりと松葉杖を持って階段を下りていると、下から上がってくる人に「どけろ」と言われました。でも私はいいほうで、中には松葉杖で歩いていると、後ろからわざと松葉杖を蹴飛ばされたという人が。ロンドンには、いろんな人がいるのです。(でももちろん、親切な人もいます。特に、学内では学生たちがいろいろ気を使ってくれるので楽チンです。)

なるべくラッシュ前に仕事が終われるように今週はがんばりましたが、・・・またこれがお昼御飯を食べる時間もなかなかないほど忙しくて…。来週は仕事も足ももっと楽になるとうれしいなと思います。


さて、毎日汗だくで通勤しているので、風邪引きそう・・・なんて思っていたら・・・


やっぱり風邪の気配。
帰ってソファーでうとうとしたのが悪かったかも・・・

風邪は今こっちで大流行中。
学期も終わりに近づき、疲労がたまってきたころで、学生たちは次々に風邪を引いてずるずるしながら授業にきています。そして今週はちびっ子の教室でも風邪が大爆発。うちのクラスの子達は潔く休んでくれたのですが、無理して来ている子が多かった隣のクラスでは(少し元気になったからとわざわざ途中から登校してきた子もいたらしい・・・)、保健室やトイレへ駆け込む子が続出。さらにはげろげろする子も現れ、イギリスの学校は床がカーペットなので、いやもう本当に大変なことになっていました。

学生やちびっ子にうつされたら大変だと気をつけていたのですが、足が痛いことを理由にこき使っていたせいか、なんとちーたろうも風邪を引いて寝込んでいるので、もう逃げられない状態です。

とりあえず、今日は早く寝ます!





写真は時々遊びに行くプリムローズヒル。ロンドンを見渡せる小高い丘になっています。
うちの近所の丘からもロンドンを見渡せるんですが、やっぱりこっちの方が断然きれい。
一か月ほど前の写真ですが、このころはみんなTシャツ一枚だったんだなと改めてびっくり。
IMGP2460.jpg
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No.91 / イギリスつれづれ / Comment*0 / TB*0 // PageTop▲

2008.11.22  松葉杖 <<08:36


さて、松葉杖生活が始まりました。
足の方は、たぶん順調です。
骨がぎゅーっと動いているような、不思議なピリピリした感覚がずーっとあります。
松葉杖のおかげでこれで楽チンになると思ったけれど、松葉杖も思ったよりハードです。
毎日隣町の駅まで歩けなくなって、運動不足になるかと思ったら、運動不足どころか、筋肉ムキムキになりそうです。
だいぶ慣れてきましたが、取り扱いもなかなか難しくて、周りの人に迷惑をかけることも…
吉本新喜劇のおばあさん役の人が、杖で歩きながら周りの人にぶつかったりしてとっても危険なおばあさんを演じてたのをふと思い出してしまいました。

階段も多いし、駅からはちょっと距離があるし、松葉杖で出勤するのは自信がなくて、一週間、チーたろう実家にお世話になっていました。
最近忙しくてまともな御飯を作っていなかったのですが、上げ膳据え膳で、仕事先まで送ってもらい、至れり尽くせりの毎日。
チーたろう実家から仕事場までは車で20分ほどなので、らくちんでした。
仕事もはかどりました。(ますますチーママたちに頭の上がらない私)

そういえば、こないだの日記の翌日、GP(診療所のようなところ)から電話があり、すぐ来いと言われてまた行ったのですが、この間見てもらった救急病棟のお医者さんの言っていた、「もう来なくていい」という話は違ったようで、リハビリのようなセッションに一度行かなくてはならないようです。「そんな話は聞いてない」というと、お医者さん、即病院に電話、病院のお医者さんとけんか腰で、「なんでそんなこと言ったんだ、早く次のセッションの案内の手紙を送れ」とわいわい電話で話していました。(スピーカー機能で電話していた)
どうやらもう一度病院に行って終わりのようです。
救急のお医者さんを叱りつけていたGPお医者さんですが、こちらも怪しくて、、こないだ足の薬指がおかしいと言ったのに、カルテをのぞくと、「人差し指・中指がはれているので要レントゲン」(←人差し指はまったく無傷です!)と書かれていて、その日も「薬指が折れていた」と報告したのに、「折れた人差し指が…」とわいわいいうので、救急のお医者さんとの電話で話がちぐはぐになって面白かったです。

でもこれで終わりではなく、その手紙の話を聞いてちょっと不安になり、手紙の送り先の住所が間違っていないか、GPに登録されている住所を確認させてもらったのですが、今まで三回ぐらい、しつこいほど住所変更の届をしているのに、三年前に住んでいたマンションの住所で登録をされていました。

再度住所変更手続きをしたのですが・・・
ちゃんと手紙が届くか非常に不安です。
(面倒なのでいかないかもしれませんが。)

でも、足の指なら笑いごとで済みますが、先月出産した同僚は、、出産時のイギリスの病院のミスで、赤ちゃんが生死の境をさまようという悲しい事故になりました。嬉しいことに、やっと退院できて、障害が残らず済んだと報告がきました。ずぅっと赤ちゃんがほしいと言っていた同僚、赤ちゃんが助かって、そして何の障害も残らず済んで、本当によかったなと思います。




No.90 / イギリスつれづれ / Comment*2 / TB*0 // PageTop▲

2008.11.18  折れていました。 <<04:51


日曜1日我慢して、今日は朝から足のために一日費やしました。

朝は、起きたらなんとチーママたちがわざわざロンドンからやってきてくれて、知らなかった私はびっくり。でもほんと、助かりました。スッピンだけどまあいいや、とねぼけまなこのまま家を出て、GP(診療所のようなもの)へ連れてってもらいました。

朝一番の9時に予約を入れていたのですが、なんとお医者さんが30分遅刻。
このくらいで大げさな、といわれるかと思ったけれど、足を見て、即「レントゲンとりましょう。」と言ってもらえたので一安心。
でも・・・

結果は一週間後に分かるから、一週間後に連絡してね!
それまでは痛み止め飲んで頑張って heart02

と言われました。


一週間後…。そういえばチー太郎のぎっくり腰でレントゲンを撮った時も、結果は一週間後でした。イギリス人は、骨が折れたかどうかわかるまで、一週間我慢しなければならないのかとかなり衝撃を受けつつも、けんけんしながらGPを退出、いったん帰宅。レントゲンは病院へ行かなければ取ってもらえません。仕事へ向かうチー太郎に代わってチーママたちが送ってくれたから良かったものの、足が痛いのに行ったり来たりしなければならないのは結構つらかったです。ちなみに、GPのところには松葉杖はなく、「病院には多分あると思う」といわれました。

レントゲンは1時半からと言われたので、チーママたちと飲茶してから病院へまた向かいました。
広い病院をぴょんぴょん歩き、私と同様ぴょんぴょんしている人と合流してたどり着いたレントゲンには長い列。1時間以上待たされました。

結果は一週間後かと思ったら、5分で出ました。
「骨折だから救急病棟に行ってね」と看護婦さん。
しつこく松葉杖がほしいと聞いてみたのですが、やっぱりここにもなさそうでした。
すたすた歩く看護婦さんについてぴょんぴょんしながら救急病棟につくと、3時間待ちでした。

イギリスの救急病棟の待ち時間の長さは、本当に有名ですが、来る人を見ていると、日本だったら救急に来ないであろうと思われるような症状の人がたくさんいます。私のような骨折もそうだし、ちょっとしたけがのような人もいます。とにかく、レントゲンはもちろん、何の設備もないGPで処理できないものは全部救急に送られてくるのだろうと思います。

で、4時半。3時間もかからずやっと私の番がやってきました。

先生の処置は、折れた薬指を中指と一緒にしてテープで2巻き。

たったこれだけのために、私の貴重な一日を費やしたかと思うと、すごく悔しいです。
これだけだったらGPでもできる、というか自分でもできます!!

ショックだったけれど、でも、やっと、ほしかった松葉杖を入手しました。(Crutchというらしい。)
これで移動がずいぶん楽になります。けんけんともサヨナラです。
でも、嬉しいことに、明日休ませてもらえることになったので、一日静養することにします。

実は明日は大切な試験です。
試験中のみんなの様子が見られないのが残念だけれど、足の痛みと筋肉痛(→実はこちらのほうがつらい)に負けました。代わりに入ってくれるのは日本語のできないスタッフのようで不安だし(私のタイプミスがあったらとおもうと・・・)、しかも、ひょっとすると、代わりに試験監督してくれるのが、前回の日記に書いた過労気味のスタッフかもしれないので良心が痛みますが一日休んで、元気になって頑張ろうと思います。

それにしても、1日付き合ってくれたチーママたちに感謝。
いつも助けてもらっているので、ロンドン方向には足を向けてねられません。
とりあえず、今日は牛乳飲んで寝ます。



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2008.11.16  痛い。 <<06:35


気がつくと今学期も後半戦に入りました。
相変わらずバタバタした毎日です。

ピアスを立て続けに片方ずつなくしてしまって(それ以前にも少しずつ減少していた…)、残ったピアスは仕事場につけていけそうなピアスではないので、そして買いに行く時間もなくて、最近ピアスなしで生活しています。

オフィスでも駆け回っているので、いつも変なジョークや皮肉を言うとってもBritishな同僚に、「Training for next Olimpic?」なんて言われたところです。あまり返事をする気にもなれないので、さらりとかわしました。隣の席の同僚は、一時間おきに「疲れた…」とつぶやいてます。さらに・・・。事務のスタッフにちょっと頼みごとをしようと思って行ったら、「イェス・・・・・・・」と振り返った彼女の顔と声があまりにも憔悴していて、びっくり。そしてその眼が「これ以上仕事を増やさないで」と言っている感じがして…思わず、「Sorry...Nothing...」と退散してしまいました。

…と書くとすさまじい生活をしているように思われるかもしれませんが、今年の私はかなり元気です。
去年まではバスで行っていた隣町の駅まで、20-30分かけて歩いて行くようになってから、ずいぶんスタミナがついたし、一体いつ来るのかわからない(一応12分に一本来ることにはなっている)バスを待つよりずっと精神的にも楽になりました。20‐30分というとすごい距離のような気もするけれど、なれると意外とあっという間に歩けてしまいます。仕事前にそんなに歩くと疲れてダウンしてしまうのではと思ったらその逆で、かなり健康的な毎日を送っています。

いや、送っていたのですが・・・

木曜日の晩、
ひとつまた仕事の山を越えたお祝いにウォッカとワインでお祝いして、お風呂に入ってすっきりした後、何を思ったか、

机の角を思いっきり足の甲でけとばしてしまいました。


めちゃくちゃ痛いです。

その日は痛かったのですが疲れていたので寝れば治るだろうとそのまま寝てしまい…
次の日はすごいあざになっていたけれどそんなに痛いと思わなかったのでブーツをはいて出かけて授業をし…びっこひきながらバタバタと走り回って夕方、オフィスを出ると…出たとたん痛くて痛くて歩けなくなりました…!

結局仕事場から駅まで足を引きずりながら、そして「Are you ok?」と声をかけてくれる人たちに「Yes... Ok...Thank you」と返事をしながら何とかたどり着き(まさかおんぶしてもらうわけにもいかないし…)、タクシーで救急病院へ行ってきました。

結局骨は折れていないということで(レントゲンはとらなかった…)そのまま帰されたのですが、痛いです。市販の痛み止めを飲んで寝れば治るということなんですが、本当かなぁ。とりあえず、チー太郎の香港出張がまた流れて、うちにいるのが幸いです。チー太郎によると、「サッカー選手がよくするけがだ」そうです。(そういわれるとサッカー選手になったようでカッコイイ感じが…)お医者さんによると5日で直るそうなのですが、3日目の今現在あまり変わらず。月曜になっても治らなかったらもう一回お医者さんに診てもらおうかなと思っています。

仕事が一段落した後だったのが幸いだけれど、このままびっこ+バスで通勤しなければならないと思うと気が重いです。普通に歩けないのでいろいろなところが筋肉痛です。明日こそはピアス買いにいけると思ってたのになぁ…! うちでおとなしくしてます。


No.88 / イギリスつれづれ / Comment*2 / TB*0 // PageTop▲

2008.11.08  修理完了 <<07:51


金曜日です。
明日ひとつ大仕事があるけれど、解放感でいっぱいです。
ボイラーも直りました!
今晩修理屋さんを呼ぶ予定だったんですが、なんと・・・

リセットボタンを押したら一瞬で直りました・・・

どうやら昨日一生懸命チー太郎がしていたことは、保険が効くかどうかを調べて保険会社に電話したことだけのようで・・・。今日、早く帰って、ためしにガレージのボイラーをチェックしたら簡単に直りました。チー太郎、ボイラーのスイッチだけぱちぱちしていて、本体はノーチェックだったようです…
普通、壊れたら壊れたものをまずいろいろいじってみますよね。
残念だけれど、庭仕事とDIYと修理関係は私が自分でやった方がよさそうです。

とりあえず、お金も時間もセーブできて、今日はシャワーもしっかり浴びられたし、暖かい家の中でとても幸せな気分です。のんびりネットサーフィンを楽しんでいます。

明日は仕事の後にチーたろうの同僚たちとの飲みが待っています。いい妻を演じる約束になっています。ボイラーも直したし、明日は出血大サービスだし、日曜日はしっかりお礼をしてもらおうと思っています。何にしようかなぁ…!

とりあえず、今日は早く寝ます。
晩安!


No.87 / イギリスつれづれ / Comment*0 / TB*0 // PageTop▲

2008.11.07  絶不調? <<06:27


香港から親戚が来ています。
今日はみんなで食事する予定でしたが、メンバーが次々に風邪で倒れ、流れました。
仕事もダッシュで早めに抜けて、ちょっとのんびりしています。
…ほんとならこの時間にたまった仕事を片付けるべきなのですが・・・


で、ちょっとのんびり幸せな気分だったのですが、
なんか寒いなと思ったら、

また、ボイラーが壊れたようです・・・・!!!




しばらくシャワーと暖房とサヨナラかも…?



幸い今週は暖かいのでよかったですが・・・寒くならないうちに直ってほしいです。
ふと、-20度の世界で、暖房もお湯もなしで頑張っていた先輩を思い出します。


それにしても。
お湯&暖房なしで平気でいられるのも困るけど、
この世の終わりのように大騒ぎされるのも大変です。


No.86 / 未分類 / Comment*0 / TB*0 // PageTop▲

2008.11.02  ポピーの季節 <<09:30


先日財布を忘れて大変だった私ですが、今度は携帯を紛失です!
帰ってすぐ寝てしまったので気付いたのは翌日の朝、出勤前。
その日は仕事が終わるのも遅くて、携帯を止めたのは結構夜も遅い時間…。
よく、携帯を盗まれて、国際電話を掛けまくられたりした話をきくので、ドキドキしていたのですが・・・

大騒ぎしていたら出てきました。
気分転換にカフェで仕事した際に落としたようで、その日行った道順に探したら、カフェの店員さんがにやにやしながら奥から持ってきてくれ、感動の再会を果たしました。チー太郎には散々、「イギリスではぜぇったい出てこない」(→彼は昼間の中華街の真ん中で使用中の携帯をひったくられた経験あり)とか、さんざん言われましたが、日頃の行いがいいおかげ!? いつも大事には至らずにいます。とにかく、今週からは仕事も少し落ち着きそうなので(たぶん・・・)、もう少し気を引き締めていこうと思っています。
(みなさま、携帯復活しました。)

さて、今年の秋は暖かいから紅葉が長続きして例年になく美しいといわれていたイギリスも、先日の雪で一気に冬に突入しました。サマータイムも終りました。夜が早くなり、花火のきせつになり、街にはクリスマスコーナーが一気に登場です。そして今年もまたポピーの季節になりました。

ポピーと言っても、花のポピー(こちらでは夏に咲く)ではありません。人々の胸のあたりに咲いているポピーです。これはRemembrance dayというイギリスの戦没者記念日のためにつける(?)花で、赤い羽根募金のように、みんながこの時期になると募金をして、このポピーをもらってつけています。こないだ日本へ行った(今もまだいるのかな?)イギリスの皇太子夫妻もつけていたので、日本の皆さんも目にしたかもしれません。第一次大戦の激戦地跡に、この花がたくさん咲いていて、兵隊の流した血を思い出したので、この花がRemembrance dayの象徴になったのだそうです。(余談ですが、さっき調べたら、「虞美人草」というのもポピーのことなのだそうです。自害した虞美人のお墓に、真っ赤に咲いていたのがポピーだったからだそう。なんだか東西問わず死者の花って感じですね!)

このRemembrance day、日本で言うと、終戦記念日みたいなもののようです。教会もポピーでいっぱいになります。去年はロンドン上空から飛行機でポピーをばらまいたりもしていました。冬になると人々の服装も黒くなるイギリスの暗い街に、赤いポピーはとても映えます。戦死者追悼というと日本だったら靖国神社だけれど、日本と違って、イギリスでは堂々と戦死者を追悼できるというのが、日本人の私にはとても複雑な気持ちです。こちらの大先輩達が「戦勝国のイギリスと敗戦国の日本」という言葉を時々口にするけれど、その違いなのかなと思ったりします。

もう一つの違いは、イギリスではまだ今でも毎年戦死者が出ている、これもそうかなと思ったりします。こないだ(と言ってもかなり前)イラクで初めて女性兵の戦死者が出てニュースになりましたが、平和で戦争とは無縁のような気がしているけれど、実際はイギリス兵がイラクで戦っているわけなのです。そう考えると、とても不思議な気がします。一応、イギリスは戦争中なんですよね…。Remembrance dayでこんな風に感謝してもらわないと、兵隊さんたちも残された家族も平和ボケしたイギリスでやってられないだろうなぁって思います。

Remembrance dayは11月11日です。別に深く考えなくてもいいことなのだろうけれど、戦争で死んだイギリス兵のための日だと思うと、日本人の私が寄付するのって、どうなんだろう、とそう考えてしまって、まだポピーをもらったこともつけたこともありません。でも、こうして大々的に追悼してもらえる戦死者たちは、うれしいんじゃないかな? 私はポピーには参加しないけれど、教会に飾られるポピーの数が、これ以上増えないことを心からお祈りします・・・

j0430528.jpg


No.85 / イギリスつれづれ / Comment*0 / TB*0 // PageTop▲

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